こんにちは、mrm-fan.site事務局です！
あのビルゲイツも登壇されたTEDxに、
2019年2月、河本真さんが登壇されました！
貴重な講演ビデオがアップされましたので、
「mrm-fan.site」ではいち早く書き起こし記事をアップさせていただきます！
動画をご覧いただいた後、もしくは動画を見ながらぜひ、素晴らしい講演の理解を深めていただければと思います！！
お好きななところからどうぞ
TEDxICU Connection by Shin Kawamoto
鐘 〜Connection 繋がる〜
河本真と申します。
今日は、コネクションということでですね、
繋がりについて少しばかりみなさんと考える時間を取れればなということでお話させていただきます。
今僕たち日本人の中で何が起きているのかというと、バランスっていうものがすごく失われているような気がしています。
僕自身仕事上、今まで数千人の人たちの相談に乗ってきました。
その中で感じたのはやはり、
みなさん本来自分が求めない過剰なものまでも求めるような、そういう時代になってきているんじゃないかな
ということに気づきました。
それには先ほどお話させていただいたように、スマートフォンだったりインターネットの発達によって、
僕たちが本来求めていないこと、そういったものまでを無理に求めています。
これによって何が起きるかというと、
僕たちが自分が本来求めていない、自分とは全く異なることを言ってしまったり、
そういったものを求めて生きるようになってきてしまっています。
これによって今日本では原因不明の病気であったり、精神疾患だったりが非常に増えてきています。
そこで僕自身が今大事になってくると感じているのが、このバランスの取れた生き方。
これが非常にこれからの時代に大事になってくるんじゃないかなということで、
みなさんにお話させていただきます。
まとめるとですね、繋がること。
自分とのつながり、そして家族とのつながり、
そして世界と繋がっていくことによって、
バランスの取れた生き方ができるようになる。
バランスの取れた生き方ができるようになることによって、結果的に人様の、世の中のためになってきます。
そういった生き方ができるんじゃないかなということで、今日はお話しさせていただきたいと思っています。
自分と繋がるとは
自分と繋がるとはどういうことなのか？
それはですね、
自分でアイデアを出してそれによって現実に変化を起こせる状態
だと僕自身は定義しています。
僕自身もそうでしたけども、
多くの人は日本の教育過程で、18歳までは自分自身で物事を決めたり何かをしていくことはほとんどありません。
多くの方がご両親に言われたこと、先生に言われたこと、偉い人に言われたことを基準に
僕たちは常に行動を決めたり自分でアイデアを出したり、そういう風にして日々を過ごしています。
しかし、僕たちが自分と繋がるために必要なものは正解ではなく、
常に自分自身で問いを持って動くこと。
ときには直感に身を任せていく力が必要だという風に思っています。
自分と繋がること、言い換えると、
自分に自信を持つことになります。
はい、次ですね、じゃあ
自分と繋がるためにはどうすればいいのか？
ということなんですけども、
頭ではなく、身体を動かせ。
こういったことになってくると思います。
先ほどお話させていただいたように、
僕たちはスマートフォンだったりテクノロジーによっていろんな情報を得て、
それをもとに自分自身がすべきことだったりだとかアイデアだったりとか、毎日することを決めています。
しかし、そういうことというのは基本的には頭を使って考えていることなんですね。
大事なのは、僕たちが身体を使って何かをしていく。
自分自身の中から出てくるものを実現することによって、自分と繋がることができるんじゃないかなという風に思っております。
これはあの、みなさん笑うところだったんですけども、僕自身が二歳のときの写真です。
子供の時ってみなさんぷるぷるしていて、
生き方がすごい柔らかいですよね。
自分自身が興味のあることや好奇心に応じてどんどんどんどん生きている。
頭で考えていないんですよ、
子供って自分が興味あって、これ面白いなやってみようかなっていうことを常に追っかけて、
そういったことを常に自分自身の毎日の中でやっていっているわけですよね。
だから彼らの動きはすごい柔らかいですし、すごく自然体なんですよ。
そこでみなさんに一度ぜひやっていただきたいエクササイズがあります。
こちら見て頂くと書いてあるんですけども、
「今これをやったら絶対に
自分の未来にインパクトが
起きるアイデアはなんだろうか？」
これをぜひみなさんメモしていただいて、少しばかり考えてみてください。
僕たちが実は自分自身でなにかやりたいこと、アイデア。
これをやっていったら自分の人生最高になるんじゃないかな？
ということをみなさんお持ちです。
けれども、毎日いろんな情報を収集したり、
いろんな人の意見を聞きすぎたりしてしまって、そういった部分の声に従えなくなってしまっています。
なので、僕自身がぜひおすすめするのが、
今ご自身の人生の中で、
・こういうことをやっていったらもっと自分の人生が良くなっていくんじゃないか？
・ゴキゲンになっていくんじゃないか？
・未来がさらにハッピーになっていくんじゃないか？
そういったことを、定期的に自身に問いてみる。
これが非常に大事になってくるんじゃないかなという風に思っています。
もう一度僕自身がからですね、これは大学生の時にやっていたプロジェクトです。
Mixiで会いたい人にあってみるプロジェクトっていうのを僕自身立ち上げました。
立ち上げたといっても僕自身一人でやっているんですけども、
「大学生だからできることってなんなのかな？」
当時十八歳だった時に僕自身は一生懸命となえました。
大学生だからできることを色々考えた結果、
自分自身が普段会えないような人に
大学生っていう肩書きを使って会っていくことが実はできるんじゃないかなということで、
いろんな人にアポイントメントをとって、いろんな人たちと会って話してそして彼らから吸収をして、
時には彼らに怒られたりだとか、
「そんなふざけたことを言うな」といろいろと怒られたりしたんですけども、こういったことをやっていました。
これによって、僕自身が得られたものは、
今まで自分自身の行動基準、やることっていうのを自分の親だったりとか偉い人だったりとかある意味国だったりとか、
そういったものに決められていたことから、自分自身でなにか自分で考えて自分で感じて自分で動いていく。
主体的に動いていく人生に変わっていきました。
これによって、僕自身は自信という
人生にとってとっても大事なものを手に入れることができました。
今の自分とつながれるということをまとめると、この三つになります。
まず一つめに、自分自身に自信がつきます。
そして二つ目に、自分の才能がわかります。
自分でアイデアを出して行っていく。
自分で考えて行動していく。
これによって、
いろんな人たちとの関係ができたり、ある意味自分の行動が故に失敗もします。
そんな中からいろいろ学んだり自分で感じたりすることで、自分の才能がわかってきます。
今まで自分では考えなかったこと。
自分では思いつきもしなかったことを自分で行なっていく。
これによって、現実に結果が起きてきます。
その結果を見て、また何かいろいろ学んで、その中から自分の上手くいったこと。
すごく良かったこと。
これをたくさんフィードバックもらっていくことによって、
自分自身の才能っていうものがわかってくるという風に僕自身は思っています。
そして三つ目、人生設計がうまくなってきます。
自分自身で最終的にアイデアを出して
自分自身で行動を行なっていくことによって、自分自身の人生を自分でつくっていく。
そういった技術、そういった生き方に少しずつシフトしていくんじゃないかなという風に思っております。
大事な人と繋がるということ
まず一つ目に自分と繋がるということをお話させていただきました。
大事な人と繋がるということですね。
次のステップに移っていきたいなという風に思っております。
愛と癒しの充電スポットを作ろうということでですね、まず自信をつけていった後に、
次に僕たちが目指すべきステージ、ステップを少しばかりお話させていただきます。
もしかしたらこれは非常に今の日本にとっては大事なテーマかもしれません。
「僕らが常に気になってしまうのは、他人のことばかりだ」僕自身も昔そうでした。
・自分自身のことを気にするよりも人からどう思われているのか？
・自分自身が何かをする時に嫌われるんじゃないかな？
・バカにされるんじゃないかな？
・失敗した時にお前はできないよって言われるんじゃないかな？
そういうずっと考えてきました。
けれども、こういう状態だと中々僕たちは、
せっかく一度きりしかない人生を楽しむことができないわけですよね。
僕がですね、繋がる技術に関して繋がることに関して考えたのは、2011年の1月です。
これはですね、僕自身の父親が脳出血でこの日に倒れました。
僕自身、すごくショックでした。
自分の大好きな父親が今までとは違った姿になってしまう。
そういった瞬間を目の当たりにしました。
この時僕自身が、自分の母親というものを初めて一人の人間として、一人の人物として初めてみることができました。
今まで自分のお母さんというフィルターを通して、自分の母親のことを見ていました。
なんですけども、自分の父親が倒れたことによって、自分の母親が一人のお母さんに見えました。
一人の人間に見えました。
今までお母さんが一切心配とか不安ごととか、そういったものがないという風に僕自身思っていたんですけども、
この事件を通して僕自身、お母さんにもたくさんの寂しさや不安や恐怖がある。
こういったことを初めて気づくことができました。
この経験から、僕自身は
「自分自身が母親に対してできることはなんなのか？」
これを徹底的に考えるようになり、お母さんと一緒に向き合って、お母さんと一緒に話して、
共に泣き共に笑い共に楽しむということを決意して、コミュニケーションを取るようになりました。
その結果、
僕自身は今まで何かを過剰に求めたり、何か自分自身が求めていないものを目指して
追っていた人生をやめることになって、自分自身がいつでもなんでも相談できる。
そういった場所を手に入れることができました。
結果的に、僕自身には生命エネルギーがたくさん溢れて、常に実家に帰った時に愛とエネルギーを得られる。
そういった場所を家族という形で作ることができました。
これは、僕自身が父親に書いたメッセージです。
「一緒にいるだけが家族ではない。
どこにいようがどれだけお互いを“想える”かが本当の家族なんだ。
~オヤジ、いつでも、一緒だぜ！！~」
僕自身、この時に初めて本当の意味での家族というものがわかりました。
エクササイズの二をご紹介させていただきます。
とはいっても、みなさんなかなか身近にいる家族だったりだとか、大事な恋人だったり、
自分の大好きな人と中々本音で話す機会。
本音で話せるような機会というのは減っていっています。
そんななかで僕自身が人と仲良くなる時に、
人と一線を超える関係になる時に行なっているワークがこちらです。
まず、ありがとうこれを１０個書き出してみてください。
そして次に、ごめんなさい。
これを１０個書き出してみてください。
そして三つ目に、愛しています。
これを１０個書き出してみてください。
これはホオポノポノの法則といって、
ハワイの先住民の人たちが治療用に開発した言葉なんですけども、ぜひこれをですね。
自分の大事な人だったり家族だったりとか、
自分の愛している人に、一度これを書き出して伝えてみてください。
僕自身も去年の妻の誕生日にこれをやっていました。
普段なかなかありがとうっていないです、僕たちは。
なかなかごめんなさいって言えないです。
なかなか愛してるって言えないです。
でも、誕生日だとかそういった記念日の機会に、こういったことを書いてやってみるんですね。
そうすると、
ものすごく深い繋がりを感じます。
暖かい時間を過ごせます。
普段、言えなかったことを二人で話せるようになります。
これによって、僕たちの中に自分自身が
心の底から安心できるそういった場所ができるようになります。
僕たちの人生、スマートフォンが充電器によって常に使えるように、僕たちの人生にも
そういった充電場所が僕自身必要だと思っています。
男の人は外に働きにいく。
最近では女性も働きに行くような世界になってきています。
会社で怒られたり学校で怒られたり、
そして最近では家に帰っても怒られている人が増えています。
しかし僕自身、家族というのはある意味
充電器のような場所、充電できる場所として捉えていることが非常に大事だと思いますし、
こういった場所があるからこそ、僕たちは日々いろんなことにチャレンジしたり、
いろんなことに取り組めたりするんじゃないかなという風に思っています。
僕自身がこのコミュニケーションを通して
昔はこんなみかんみたいな顔をしていたんですけども、あのみなさん笑うところですよ。
その結果、こんな風にかっこよくなりました。
これはですね、僕自身が瞑想していて
僕の子供が瞑想している僕をいじめにくるんですけども、
こういう状態になることができました。
世界と繋がる
はい、次にですね。
世界と繋がる。
こちらが最後のステージになります。
自分と繋がって自分自身に自信がついて、
そして大事な人と繋がって常に充電できる、愛情を感じられる場所ができた。
その後に、初めて世界と繋がっていくことで、自分自身が世界に対して世の中に対して
できることが僕自身は自然に増えてくると思います。
僕自身は大学生の時にずっと悩んでいました。
・自分の使命とはなんなのか？
・自分自身が人生を通して本当にやり遂げたいことはなんなのか？
ずっと考えていました。
しかし、わかりませんでした。
そして僕自身一度それは忘れて、
先ほどのステップ。
まず自分自身が自分でアイデアを出して自分と繋がっていくこと。
そして次に、自分の家族としっかり繋がって、
自分自身の家族が幸せにそしてハッピーに生きれるようなことをしていくこと。
このステップが終わった段階で、
次のステップに行くことによって自分がやるべきこと、自分が人生を通して世の中に対して
できることっていうのがわかりました。
自分自身が自分自身にとって、
大事な存在であること、
自分自身が自分のアイデアを信じられて常に行動できるようになって、そしておうちに帰ったら、すぐに充電できる。
そして愛情を感じられる場所が出来た時に、初めてその段階で世の中のことをフラットに
そして全力で楽しめるんじゃないかなと思っています。
今まで僕たちの人生、もしかしたら
誰かの言葉が常に気になったり、
何かが気になってなかなか現実を楽しめなかったりエンジョイできなかったりする人もいると思います。
しかし自分と繋がり家族と繋がることで、改めて世界というものがありのままに、
そのままの角度で見ることが出来るんじゃないかなという風に思っています。
そこで、僕自身の経験からわかったことが、
世界に出ること＝違いを味わうことです。
違いを味わい、見ること。
そういった意味で、
最近では海外の方も日本に来たりだとか、
日本人の方も海外にたくさん行けるようになって、
いろんなものを見れるような時代になってきたと思うんですけども、
その中でいろんな違いを見たり、いろんなものを見たりしていく中で、何が起きるのかっていうと、
自分自身が本当に出来ることがわかってきます。
なかなか僕たちっていうのは、
同じようなものとか常に同じものに触れていくと、自分が出来ることとか自分自身に対して気づくことはないです。
ですけども、いろんなものを見たり、
いろんなものを感じたりすることによって、
自分が本当に出来ること、やるべきこと
っていうのがどんどんどんどんわかってくるんじゃないかなあという風に思っています。
今回みなさんに伝えたいこと
はい、今回みなさんに伝えたいことは三つだけです。
自分と繋がり、そして家族と繋がり、世界と繋がっていく。
これが非常に大事になっていく。
そしてその世界と繋がることで初めて、
自分自身が出来ることが、自分自身が世界に対して、この人生を通してやりたいことが見えてくる。
それが出来るんじゃないかなという風に思っています。
というわけでですね。
今日はこの三つのお話をさせていただきました。
ぜひですね、繰り返しになるんですけども、
まずみなさん自分自身のアイデアを信じて行なってみる。
それによって主体的な生き方に変わって、
自分に自信がついてきます。
自分に自信がつくということは、
ある意味自分で悩まなくなります。
そして自分で悩まなくなった時に、
自分の大事な人だったり自分の家族とそして自分の仲間としっかり繋がってください。
繋がるということはある意味一線を越えることなので、時には傷ついたりとか悲しんだりとか涙を流すこともあると思います。
でもそれを恐れずに一線を越えていくことで、いつでも常に繋がれる。
自分が不安だった時、
恐怖を感じた時は相談が出来たりだとか、
自分自身が嬉しかった時は喜びを分かち合ったりだとか、そういった場所ができます。
そういった
本当の意味での繋がりが出来ることによって、改めて世界というもの、この地球というものを
ありのままにフィルターを通さずに見れるようになります。
頭の中が常にクリアになった状況でまた世界を見ていく、冒険をしていくことによって、
自分自身がこの人生を通してやりたいこと・やるべきこと。
自分が世の中に対して出来ること。
こういうものが自然に見えてくると思っています。
ですので、ぜひみなさんと一緒にこれからも
自分自身と繋がり、そして大事な人と繋がる。
そして世界と繋がっていく。
こういった生き方が共有出来ればいいのかなという風に思っています。
今日はご静聴、ありがとうございました。
